Splashtop OS を試してみた。

以下の情報を元に、デスクトップにインストールしてみた。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110228_430105.html

インストール

ノートパソコンにインストールすることを想定したOSらしいけれど、あえてデスクトップ(HITACHI FLORA 330W Pen4 3GHz 1000MB Windows XP+SP3)にインストール。
インストール自体は簡単。Windowsを起動した状態でインストーラをダウンロードし、インストールすればいい。Remote Desktop Access and Remote Support Software | Splashtop
途中で、Wi-Fiの設定と、Windows内のブラウザの設定をインポートするかどうかを尋ねられる。

起動

起動からOS選択画面(見た感じGRUB系ではなく独自のブートローダ)が出るまでに約15秒、OS選択から使えるようになるまでがさらに20秒ほどだった。確かに早い。最初にGmailDropboxなど、よくアクセスするサービスを選択する画面が出てきて、どれかを選択すると、Chromiumベースのブラウザーが起動する、という流れになっていた。

以下、気づいたことを箇条書きで。

  • ブラウザーとファイルマネージャーが自動で起動して、挿しっぱなしになっていたUSBメモリにもアクセスできるようになっていた。日本語のファイル名も文字化けせずに表示されていた。
  • 試しにカードリーダー(BuffaloのBSCRA26U2)を接続してみたら、こちらもすんなり認識した。
  • エクセル等のファイルをダブルクリックしても何も起こらないけど、画像やpdfはブラウザで開くことが出来た。
  • ファイルマネージャーは閉じることができるが、ブラウザは閉じることができない。ただ、ブラウザのウィンドウサイズは変更可能。
  • 左下には、「電源オフ」ボタンと「Windowsに行く」ボタンがある。
  • 右下にはタスクトレイのように、Wi-Fi・ボリューム・電源・設定・ヘルプ・USBデバイスなどのアイコンが並んでいる。
  • Gmailで日本語入力をしようとして、キーボードが英語配列になっていることに気づく。「設定」(歯車のアイコン)で修正すると、再起動を求められたので、素直に再起動。
  • 再起動はとても早い。2秒くらい。
  • 半角全角を押しても日本語にならなかったので、ヘルプ(はてなマークのアイコン)を押すと、意外にもオンラインヘルプではなくローカルのヘルプが現れた。
  • それによると入力モードの切り替えはCtrl+Spaceということだったので、試したところSCIMのバーが現れた。変換システムはAnthyだった。
  • 一度言語バーが現れた後は入力がSCIM支配下に置かれるらしく、全角半角キーで切り替えができるようになった。
  • 動画は再生できたけど、音声はまだ出ていない(自分の環境では)
  • USBメモリに画像などを保存することができた。HDDにはアクセスできない模様。
  • 左下の「Windowsに行く」ボタンを押したら、なんだか普通に再起動していた。がっかり。

まとめ

  • 一応の機能は揃っているので使いどころを限定すれば結構便利かと。
  • ChromiumベースなのでGoogleのサービス群とは親和性が高そうだし、Webメールのチェックやブログの更新には十分以上の機能。
  • ポイントが高いと思うのが、USBメモリにアクセスできること。手元の画像データのアップなどもできるし、いいな、と思った壁紙を保存することもできる。すべてオンラインですまそうとしているChrome OSより使い勝手がいいのでは?
  • 日本語入力への切り替えはCtrl+Spaceです。

最後に

スクリーンショットの撮り方が分からなかったので文字ばかりの説明になってしまいました。ごめんなさい。