日本語を書く難しさと楽しさ

何も考えずに書いた場合

お土産を、少しですが*1、今日の午前中*2、工藤さん*3に ことづけましたので、お受けとりください。


一文で済ませる前提であれば、語順のバリエーションは

(1)今日の午前中、(2)工藤さんに(3)少しですが(4)お土産を ことづけましたので、お受けとりください。

4!=24



スマートなのは2文に分ける方法

今日の午前中、工藤さんにお土産をことづけました。
少しですが、お受けとりください。

文を短く簡潔にすることを意識することが大切

あまりに長い文ができてしまったときは、誰でも分けようかと考える。

今日の午前中、うかがったのですが、留守とのことでしたので、少しですが、工藤さんにお土産をことづけましたので、お受けとりください。

今日の午前中うかがったのですが、留守とのことでした。
工藤さんにお土産をことづけましたので、少しですがお受けとりください。


中途半端な長さの文ができたときは、「文は短く」と意識している人でなければ、分割という選択肢を思いつかない。

*1:つまらないものですが、も可

*2:先日、も可

*3:近藤さん、遠藤さんも可