【ネタバレあり】イギリスと新天地アメリカと人生の再出発
最近、シャーロック・ホームズの短編を何本か読みました。*1
http://homepage3.nifty.com/coderachi/holms/advn/advnx.html
http://homepage3.nifty.com/coderachi/holms/advn/advn1.html
以下、ネタバレありです。*2
人生の新天地アメリカ
ホームズを見事出しぬいたアイリーン・アドラーは、恋人と共にアメリカに旅立って行きます。
「アメリカに旅立つ」ことが持っている意味はいったいなんでしょうか?
それは、今までの人間関係をリセットして、新しい人生を出発することにほかなりません。
「もう人間を辞めるしか無い」と思うような失態をしてしまったとき、そのような選択肢があることは大きな救いです。
歴史的にも、イギリス→アメリカの移住にはそれほど大きなハードルはなかったのでしょう。
日本・・・同じ島国でも
ひるがえって日本(人)を考えてみると、見知らぬ土地で再出発という選択肢は浮かびにくいのではないでしょうか。
日本国内ではだめです。詮索好きの日本人に囲まれていては、本当の再出発はできません。
しかし、海外で再出発というのは、無意識のうちに選択肢から外れている人がほとんどでしょう。
結論
どんなところでも、人は生きていけるということです。
死ぬという選択肢はないのです。