建設的な批判

人を叱るというのは難しいものです。アベルカイン関係かどうかは関係なく、緊張するものです。


それは食口に限らず、人類共通の悩みのようです。
相手のためだけでなく自分のためにもなる「建設的な批判」のうまい伝え方 | ライフハッカー[日本版]

動機

叱るときは、なんといっても動機が大切です。
私も叱るのが得意な方ではないのですが、意を決して叱るときは動機を正します。
「公的な情にもとづいているか?」
「相手の価値を高める、神性を発揮させるという動機で叱ろうとしているか?」

方法

そして、伝える方法としては、よく言われる「『You』ではなく『I』で伝える」ということが効果的な気がします。

自分がなぜそのように感じるのかという懸念を説明し、最後にこうすればもっと良くなるのではないか? という自分の考えを伝えるのです。

「あなたのこのような点を見ていると残念な気持ちになる、悲しい気持ちになる」「あなたのふるまいで私は困っている」
といった内容を、静かに伝えます。


「You」視点だと、「あなたはこうだからダメだ」と、断定的になってしまいがちです。
あくまでも「私の考え」を伝え、それをどう受け取り、どう処理するかは相手に委ねるのです。
相手の人格*1と責任分担*2を尊重するという姿勢を忘れないようにします。


また、1対1になれる静かな落ち着いた場所を選んだほうがいいでしょう。

フォロー

紹介している記事にもありますが、フォローが大切です。
お父様もみ言の中で、

人をしかったなら、祈ってあげて収拾し、越えていかなければならない。

とおっしゃっています。*3

叱る・叱られるというのは、善悪分立される、試練の時と言ってもよいでしょう
自分の意見を伝えて終わりではなく、そこから2人で一山越えていかなければならないのです。


しっかりと祈ってあげたなら、相手の変化や努力も見抜いてあげられるし、適切な言葉も折に触れてかけてあげることができるはずです。

*1:プライドと言ってもいいかも

*2:神が人間に与えた5%の責任分担。神ですら侵すことはできない

*3:御旨の道 「伝道」より