多元管理の煩わしさとEvernote

Evernoteにはまだ手を出していないのだけれど、その人気がなんとなく分かる気がする今日この頃。

ドキュメントはDropbox、Webの気になることははてなブックマーク、ToDo管理はGoogleで、というようにクラウド上の「外部記憶装置」を活用してはいるのだけれど、それぞれをそれぞれで管理する「多元管理」になってしまうと、

  • それぞれのアプリを起動しないといけない
  • 使い分けを一瞬考えないといけない
  • 同じデータを複数の記憶装置が参照・記録していることがある

といった煩わしさがある。

また、webに関しては、「あとで読む」とGoogle Readerのスターも利用しているのでさらにややこしい。
「あとで読む」は

  • 自分宛にメール送信しているので、文字データに関してはweb上の元データが消されても大丈夫という安心感
  • gmailに送信しているので全文検索できる

という利点があるし、
Readerのスターは一瞬でスターをつけることができるという手軽さがある。

けれど、結局なにをどこに記録したかが分からなくなってしまっているのが現状。

Evernoteで一元管理してしまったら、それらの煩わしさはなくなるだろう。

  • 情報をクリップするときに迷わない、
  • 探すときも、一ヶ所だけさがせばいい

というのが最大の強み。
ただ、

  • 今までのデータを移行するのが面倒くさい
  • 使い方を覚えるのが面倒
  • 一社のサービスにデータを預けることの不安
  • 古いフォーマットのドキュメントはどうなるの?(調べるのが面倒)

などなどの理由で重い腰はなかなか上がらない。